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恋愛が実を結ぶには七つのプロセスが必要




恋愛小説家として有名なスタンダールは、その著書『恋愛論』で男女の恋と愛は、どういう段階を経て結実するのかを「ザルツブルヒの小枝」という章で、比喩的に語っています。

このザルツブルヒとは有名な塩坑(えんこう)のあるところで、その廃坑の奥に枯れた小枝を入れておくと、2、3ヶ月のちには小枝全体が塩の結晶で覆われて、キラキラと輝いて見えるのだそうです。

男と女の恋こがれる心理も同じで、互いに夢中になって相手の枝に美しい花を結晶させようと努力し、2、3ヶ月のちには相手がキラキラ輝いて見えるようになる、というのです。

こうして七つの段階を経て愛情を結実させていくといいます。


愛を堅実に育てる7つのプロセス


【第一段階】
互いに相手を心の中で賛美する

【第二段階】 あの人にキスしたりされたりしたら、どんなにうれしいだろう

【第三段階】 もしかして、自分の想いは叶うかもしれない

【第四段階】 この想いが明確に意識化される

【第五段階】 ここにきて、いよいよ相手を美化し、アバタもエクボと思うようになる

【第六段階】 ここで疑惑が起こる。自分は愛されていないのではないか。また、それほどの美徳を備えていないのではないか?

【第七段階】 疑惑を感じたのは間違いだった。相手はすばらしい人なのだ。この恋を成功させなければいけない

これがスタンダールのいう恋愛の結晶作用ですが、よく考えると恋愛の手順、ルールともいうべきものを含んでいます。

もし、この考え方で恋愛を進めていくなら、まさに後悔は少ないでしょう。最初から肉体関係を持ったり性の快感に酔ったりすることはなく、第一歩から順次、段階を一段ずつ昇っていくような堅実な恋愛だからです。

もし、男も同じようにルールどおりに進めてくれるならば、幸福で熱烈な恋愛関係を結ぶことができますが、第二段階で「キスされたらうれしい」などと女性が考えているとき、男のほうは最後のベッドインまで要求してきたら、そこで第三段階以後の結晶作用は吹き飛んでしまいます。

ここに男と女性の違いがあり、愛は幻想にすぎないともいわれるのです。「愛」という概念ひとつとっても、男はエロスとしての愛を考え、女性はアガペーの愛を志向します。

【エロスの愛】

肉体的、情緒的な愛。自分中心の愛。要求としての愛(奪う愛)

【アガペーの愛】
精神的、観念的な愛。神の愛、無私の愛。付与としての愛(与える愛)

これは決定的に大きな差で、女性は「愛しています」といってもキスまでしか許そうとしないでしょうし、男は最後まで要求し、場合によっては強引に肉体を奪います。

「愛している」とは、男にとっては性の結合を意味しているのですから当然でしょう。


だからこそ、ルールブックどおり、一歩ずつ臆病に進んでいくほうが安全だし、後悔することが少ないのです。それに対して、ルールブックどおりいかず、男の肉体的欲望を簡単に許してしまうと、イザというときの損害は女性に全部かかってきます。

恋愛は、女性にとってはどちらかとの道を通るしかないのです。互いにアガペーの愛を貫くことは宗教関係者でなければありえないでしょう。そこで軽んじられる女性に成り下がるか、それとも男を我慢させ、女性が恋の上位者になっていくかなのです。




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